私は友人の紹介でスタバでバイトをはじめました。その前も4年間飲食店で働いていたので要領も分かっていましたし、接客も好きだったので自信もありました。

最初はマニュアルを覚えたりコーヒーの知識を学ぶのが大変でしたが、慣れてくると楽しく仕事ができるようになりました。

それと同時に、スタバ独特の自主性、積極性を求められるようになったのがバイトを辞めたくなったきっかけです。

例えばグッズの実演販売。もともと引っ込み思案で前に出るのが苦手な私にとっては、コーヒー器具をお客様の前で実演しながら自分の言葉で良さを伝え、売り上げにつなげるというのはかなり苦痛でした。

また、当時はバイトを掛け持ちしていたため、器具やコーヒーについて勉強したり、コーヒーやドリンクを試飲するが取れなかったことも辞めたくなった理由のひとつです。

嫌な事はあっても仕事自体は楽しかったので頑張って辞めずに続けていました。

自己表現は相変わらず苦手でしたが、だんだんとコーヒーの味の違いも分かってきて自分の言葉で説明できるようになったり、ドリンクやお食事で悩まれているお客様に自分の言葉でおすすめをしたりできるようになりました。

自分がおすすめしたものを購入してくださり、帰るときに美味しかったと言ってもらえることにやりがいを感じられるようにもなりました。

お客様に良さを伝えるためには自分がその商品のことを理解していないといけないと思い、頑張って時間を作り勉強して、理解ができると自然に自分の言葉で説明できるようになり、緊張はしましたが実演も前ほど苦ではなくなりました。

このような私の変化を店長や同僚も評価してくれたことで、もうバイトを辞めたいとは思わなくなりました。

1年もすると常連さんともだんだん仲良くなり、いつも頼むメニューを覚えて喜ばれたり、逆に名前を覚えてもらったりとお客様との絆も感じられ仕事に行くのが楽しくなりました。

結婚を機に引っ越すことになり1年で辞めなければなりませんでしたが、主婦になった今でもまた近くのスタバで働きたいと思っています。

どんな仕事も初めは苦労するものです。でもすぐに辞めるのではなく、自分で努力して頑張ってみると苦痛だったことがやりがいや楽しさに変わることもあります。

スタバのバイトはいろいろな能力が求められると思いますが、大変な分だけ自分も成長でき、仕事へのやりがいや楽しさも多く得られる良い職場だと私は思います。