イタリアンレストランを3カ月で辞めました。一番のきっかけは「人間関係」です。社員同士の派閥がくっきりと分かれていて、Aさんの言うとおりにすると、派閥の違うBさんから違う事を指示される。

Aさんに言われたと話すとあからさまに嫌な顔をされ、「Aさんのいう事なんか聞かなくていいよ」と言われました。

うまくやり過ごしたりどちらかに所属してしまえばよかったんですが、性格上きっぱりとした態度がとれず、だんだんとバイトに行くのが嫌になってきました。

バイトの面接時に言われた体力面でのつらさ(革靴で一日中レンガが敷き詰められた床を歩き回る)はそれほどでもなかったのですが、精神的に限界でした。それに、体育会系のノリにもついていけませんでした。

一つが嫌になると何もかも嫌に見えてくるもので、お客さんの食べ残した残飯を処理する事すらも苦痛になってきました。「こんなモチベーションで仕事をしても迷惑がかかるだけだ」と辞める決意をしました。

辞める口実としては「次のバイト先が見つかったから」です。実際、次のバイト先を探していたのですべて嘘というわけではありませんでした。

結果的に、シフトが確定している一か月間は出勤し、その間に次のバイト先が見つかったので、事実になりました。

私の場合、辞めた事で本当に精神的に開放され、幸運にも次のバイト先が性に合い、2年間卒業まで続けました。

「辞めたい」そう思った時は、思い切って「辞める」という選択肢を持つべきです。「シフトに穴があいてしまう」「周囲に迷惑がかかる」と考えてしまうかもしれませんが、大丈夫です。

人1人が辞めたところですぐ潰れる会社なんてありません。気楽に考えましょう。また、私の場合「飲食店での接客」自体が今考えるとむいていませんでした。

どんなに頑張っても成長する自分が成長できず、またお盆で給仕するといつこぼすのか、ミスするのかいつもいつも怖くて仕方がありませんでした。

それに引き換え、「本が好き」という理由で選んだ本屋では、性格的に合わない社員も嫌味な客もいましたが、毎日新刊の文庫が見れる事、本に触れる事が嬉しくて、楽しかったです。

ただ一つでもいい、「好き」があるといざという時に踏ん張れます。

またもう一つ言える「辞めたい」の伝え方のコツなのですが、「人間関係です」とはさすがに言えませんので、「自分には仕事が合いません」という旨と、次のバイトを見つけました。

(その際は仕事の内容が違う仕事、例えば接客業→事務職などを選ぶと納得してもらえるでしょう。)と伝えるとスムーズにいくかと思います。

それも言いにくい、との事であれば「学校での授業が忙しくなった」「専門学校に通います」など、別の最優先事項ができたと伝えれば納得してもらえます。

これはアルバイトだけではなく正社員の方にも言えるのですが、辞める=逃げ=かっこ悪いは違います。悩みすぎて病気になる前に、追いつめられる前に格好良く逃げましょう。

もう一度言います。あなた一人が明日辞めても、潰れません。もっと気楽に、会社より自分に正直に判断をしてください。