私は大学生の時に下宿先の近くにある「くら寿司」でアルバイトをしていました。

こちらでアルバイトをしようと思った理由は純粋に家から近かったことです。

自転車で3分ほどなので、勤務時間の10分前に着替えて出ても間に合います。

大学に入学してからすぐに応募して始めましたが、始めた瞬間に問題が出てきました。

寿司ネタをシャリに乗せる作業が主な仕事でしたが、私は元来から皮膚の弱い体質で、昔から手指のひび割れやあかぎれを起こしていました。

寿司の作業も薄い手袋一枚で、作業するため、直接にシャリや魚に手を付けることはないのですが、手袋が薄いために、ふとした衝撃で破れてしまい、そこから水分が手袋に入ってきて、手を濡らしてしまいます。

その状態で長い間作業をしていると、作業が終わった後に手荒れやあかぎれが目立ち始めます。指を動かすたびにあかぎれで指が痛み、とても不便だったことを覚えています。

私生活の中においても痛みがあるので、自分には向かない仕事だと考え、店長にやめる旨のことを相談したところ、手袋を私専用の丈夫なものを買ってくれ、それを使うように言われました。

私は、バイトはやめると言ったら、何の制止もなく自然とやめられるのだと思っていたので、店長がそれを止め、対策まで考えてくれたことには少し意外でした。

人手が足りていなかったので、やめてほしくなかったのだと思いますが、店長自体はすごく優しい人だったので、このような人のいる環境の中で仕事ができるのはとても良いことだと思って、アルバイトを続けることにしました。

仕事の中ではアルバイトの身分であっても、心身つらいことはたくさんあると思います。

しかし、その原因のほとんどは周りの人たちとのコミュニケーションが取れていないことだと考えられます。

仕事をする中で悩んでいることがあれば、やめるという選択肢の前に、職場内外の誰でもよいので、その悩みを打ち明けることが重要だと思います。

自分が悩んでいると、それに共感してくれる人も必ずいます。そして、自分に良いアドバイスをくれると思います。

せっかく始めた仕事なので、学業などの都合以外での退職は自分自身にとって後味もあまりよくありません。

悩んでいることを乗り越えて仕事を続けると、結果はどのようになったとしても、その経験は必ず自分にとってのプラスとなります。

自分の中で悩みを抱え込まずに、周りに気軽に相談してみましょう。その上で辞めるどうかを判断してください。