私は大学1年生から4年生まで4年間ホテル宴会場のスタッフとして事務所に登録し、様々なホテルや結婚式場でアルバイトをしておりました。

授業の都合でシフトを自由に組むことができ、また高時給であったので、婚礼シーズン時はかなり短期間で稼ぐことができましたので、かなりメリットが高かった仕事でもありました。

ホテルの宴会場は高級な食器やグラスをかなり扱っており、アルバイトに入る前にも1枚(1つ)〇円するから取扱いには気を付けるように、というお達しが何回もありました。

お客様への料理出しや片づけ、洗いものと流れ作業的に仕事は進み、都度仕事に入る場所も変わるのですが、私が洗い物に入った時にその悲劇は起こりました。

コーヒーカップを洗い終わり、移動用のラックに載せて運搬している時に、そのラックが壁にぶつかってしまい、大量のコーヒーカップが落ち、すべてにヒビ割れが入ってしまいました。

そのコーヒーカップはかなり高級なものであり、割れたことはすぐに上司の耳に入り、私はその場所でこっぴどく叱られました。どのように弁償すべきか分からず、落ち込んでしまい、辞めることしか頭にはありませんでした。

私はそのホテルには派遣で入っていたこともあり、事務所に割った事実を伝え、辞めたい旨を話しました。ただ事務所の方は私を辞めさせる事は考えておらず、私と一緒にホテルへ出向いてくれました。

そしてそのホテルの上司へ謝罪し、私は始末書を書くこととなりましたが、今後気を付けてね、という事で話は丸く収まりました。

かなり高級なコーヒーカップだったのですが、何故始末書だけで済んだのか自宅に帰ってからよく考えてみました。

その事件を起こしてしまったのは入って半年の事でしたが、それまでに私は仕事を覚えたい一心でそのホテルには頻繁に仕事に入っており、その上司とも色々コミュニケーションを取りながら進めていたこともあり、今までのつながりがあったからこそ許してくれたのかなと思っています。

もしそのまま辞めてしまっていたら、私はとても後悔したと思います。

その後もそのホテルには仕事で入り、誠意を持って仕事に取り組んだところ、かなり好印象を持ってくれた様子で、大事な仕事も次第に任されるようになりました。

私の経験からですが、何か失敗をしてしまったら、まず素直に心から謝ることが大事です。そして逃げない事。そこから逃げてしまったら後悔するのは自分です。

私はこのアルバイトで稼いだ資金で海外に短期留学するのを目標にしており、何とか大学3年生の時に実現することができました。もちろん自分の失敗で逃げていたらこの夢は叶わなかったと思います。

社会人になってからも失敗は数知れずですが、この時の経験はかなり私の中で生かすことができています。失敗から学ぶことが多いのも事実です。そこから何が必要なのか、何をすべきなのか、学んでいけばいいと思います。

そして2度同じ失敗をしないこと。経験はどこかで必ず役に立ってくれます。以上、私の失敗が参考になれば幸いです。