元々、接客業が好きだった私は自宅から自転車で15分の場所にある、お弁当屋さんでアルバイトしていました。

新しくオープンして半年なので、内装も綺麗で、お客さんの注文を受けてから手作りでお弁当や、出来たてのオニギリを作るのが売りのお店でした。

私は子供を保育園に預けながらのアルバイトだったので、朝の10時から夕方4時まで、週に4日の勤務でした。お弁当屋さんでの仕事は初めてだったので、最初の2週間は研修期間で、店長から色々教わりました。

注文の取り方、レジの使い方、お弁当の作り方、オニギリを均等に作る方法など。

最初はとにかくオニギリばかり握っていたのですが、昼時はとにかく忙しくて、急かされてばかりだったので焦ってばかりでした。

少し慣れてきた頃、注文を聞いてからお弁当を作ったりも出来るようになったのですが、まだ慣れてないので、どうしても段取りが悪くなってしまい、お客さんにクレームを言われる事もありました。

人手が足りないので、注文聞いてお弁当作ってレジを打ってと、1人でこなすが大変で、昼時になると不安で仕方なくなってきました。

他のパートさんに段取りを聞いても、パートさんも忙しさのあまり苛立っていて、まともに教えてくれる事もありませんでした。

店長は他の店舗と行き来していて、居ない時もあるので、私とパートさん3人でほとんど仕事をしていました。私が仕事を終える時間になると、夜勤の学生アルバイトが出勤してきます。

私の段取りの悪さに、学生アルバイトは白い目で見ていました。

調味料の場所などが分からなくなった時、出勤してきた学生アルバイトに調味料の場所を尋ねると、その辺探したらあるでしょ?と、嫌な顔されながら言われる事もありました。

私は35歳だったので、1回りも年下の学生アルバイトから馬鹿にされる言い方が苦痛で仕方なくなってきました。

昼、一緒に働いているパートさんは同年代なのですが、元々お弁当屋さんで経験があったので手際もよく、普通に仕事をこなしていました。2ヶ月経っても手際よくこなせない私には、冷たくなり、暇な時間帯でも殆ど話しかけてくれませんでした。

パートさん2人が楽しそうに会話していても、私はその中に入りずらくなり、孤独に1人で仕事をしていました。

店長がお店にいる時は、店長が時々私に話しかけてくれる時もあったのですが、居ない時は話せる相手もいないし、昼時の忙しい時、学生アルバイトが出勤してきた時は、憂うつで仕方なかったです。

アルバイトをし始めて半年、だいぶ仕事は慣れてきましたが、人間関係には馴染めないままでした。私は、もう辞めたくて仕方なくなり、色々考えました。

自宅から近いし、時給もそこそこいいし、勤務時間も丁度いいと思っていたのですが、何より職場の空気に耐えられなくなっていたのです。

このままだと仕事していても楽しくない。私は辞める決意をしました。

店長に、辞めたい事を告げましたが、やはり人員不足のため引き止められました。しかし、もう出勤する事が苦痛で仕方なくなっていた私は、どうしても辞めたいと伝えました。

人間関係の詳しい事は店長に言えませんでしたが、私には仕事が向いていないと話しました。やっと、店長を説得して辞めさせてもらえる事になり、半年少しと短い間だったけど、苦痛な人間関係から開放されました。

接客業は好きだけど、やはり、自分に合った職種を選ぶべきだなと、思いました。元々、アパレル系や雑貨屋さんで働いていたので、初めての飲食関係は私には合わなかったのかもしれません。

何より、人間関係が上手くいってなかったので、前向きに仕事を覚えようとする気持ちが半減されてたのもあったと思います。

けれど、このままあの環境の中で仕事していると、ストレスで体を壊していたかもしれません。

アルバイトなんだし、辞めて又次探せばいいや。ぐらいに考えるのは、社会人としていい加減だと思われるかもしれないけど、どうしても辛くて耐えられない、精神的にまいってしまいそうだと思った時は、次探せばいいやってぐらいに考えてもいいと思います。

職場に仲の良い味方が1人でもいれば、相談も出来るけど、もし1人で深く考えこんでしまっている場合は、思い切って辞める事も私は良いと思っています。