私は某手作り餃子が売りの飲食店で友達と一緒に働いていました。

餃子が主なメニューなのですが、から揚げや肉団子、鳥のささ身等さまざまなメニューがあり、餃子の中でも水餃子や揚げ餃子、あんかけ餃子などさまざまな種類のものがありました。

一番メジャーなメニューである焼き餃子は、生地を練るところから始まり、その生地を伸ばしてから小さく切って、さらにそれを2、3秒の速さで薄い丸型に伸ばし、それに餡を乗せ包んでから焼くという工程を経るので、一人前を作るのにもかなり時間がかかります。

焼き餃子だけでも一通りできるまでにほぼ毎日働いて三ヶ月はかかったと思います。

このような忙しい場所でしたが、仕事にやりがいを感じていたということと、毎日まかないが出るので最初はとても楽しかったです。

辞めようと思ったきっかけは労働時間と人員不足にありました。まず私は高校に通いながらバイトをしていたのですが、週6で勤務していたので、学校生活に支障を来し始めました。

電車で片道一時間ほどかかる高校ですので朝は早いのですが、学校とバイトで休む暇がなく、朝起きれなくなってほぼ毎日遅刻していました。

最初は週3、4日ほどを希望していたのですが、個人経営ということもあり週6日勤務が当然というような空気があって、とてもじゃないですが労働時間を減らしてほしいなんて言えませんでした。

また、一日の労働時間も17時~21時だったのがだんだん伸びていってひどいときは最終的に夜中の1時過ぎにバイトが終わるようになり、いつの間にか土日は昼から働いていました。これがバイトを辞めようと思ったきっかけの1つです。

もう1つが人員の問題で、40席ほどを相手に私と友達と大将、ホールのお姉さんだけという状況でした。

店がとあるグルメ本に掲載されて来客数が日に日に多くなり、、餃子が手作りで手間がかかるということもあってもう店はパニックで、当然そうなると本来キッチンである私と友達もホールに出なければならず、接客が苦手な私たちにとっては苦痛でした。

まかないなどがあるので結局は我慢しつつバイトを続けていたのですが、バイトを始めて一年半後にある事件が起きます。

その日水餃子の注文がお客さんから来て、私がそれを作ってだしたのですが、大将にもう一度作るように言われたのです。わけがわからないまま同じものを作って出すと、大将が厨房に来て、「ごま油を入れるタイミングがおかしい」といって私に注意しました。

沸騰した後にごま油を入れていたのを、最近になって沸騰する前にごま油を入れるというように方針が変わったのですが、私が沸騰した後にごま油をいれたというのです。

確かに私は沸騰した後ににごま油を入れました。しかしそれは以前に「あくを取ってからごま油を入れろ」と教わっていたからです。

沸騰しないとあくが出てこないので、二つの教わったことを尊重して私はあくを取ってすぐにごま油を入れたのです。そのようなささいなことですが、日頃の人員不足や労働時間のことで鬱憤がたまっていた私はとうとう爆発してしまいました。

その日は結局大将と喧嘩してしまい、後日店をやめることになったのです。

このような経験からバイトを辞めたいと思ったらずるずる引きずらず、すぐにを辞めたい旨を責任者に報告するべきだと思います。

私はバイトを辞めてから時間を無駄にしたような後悔でいっぱいでした。また、バイトを辞めたいと思ってもそれを内に溜め込んで引きずっていると私のようにいつか爆発してしまう可能性もあります。

険悪な退職をするよりも正直に辞めたい旨を申し出て、多少負い目を感じながらでも円満に辞めれたほうがいいとは思いませんか?仕事だけが人生ではありませんから、少し勇気を出してみるべきだと思います。