私は大学時代に、その後のことも考えてアルバイトを経験しておいた方がいいと考えて、アルバイトを始めました。
しかし、二年目くらいになって、初めてバイトを辞めたいなと思い立ちました。
それまでは仕事が辛かったときもありますが、それでも周りの人達、特に先輩方が仲良くしてくれたので、楽しく仕事ができていたのですが、二年目になった丁度その時に年上の先輩方が大学の卒業などで辞めてしまい、仲の良かった人たちが一気にいなくなってしまったのです。
また、店長の異動も重なり、仕事場の環境が一気に変化してしまいました。人手不足で同じ時期に仕事を始めた人がぴりぴりし始めたこともあって、これ以上仕事を続けたくないと思うようになりました。
特に人員不足は酷く、これまで週4くらいでシフトに入っていたのが週5くらいに増えたこともあって、自分自身の負担も多くなってしまったのも辞めたいと思う理由になりました。
けれど、人手が足りないことを改めて新しい店長さんに報告すると、上層部の方に掛け合ってもらい、別店舗の方でヘルプに入ってくれる方を探してくださったり、社員さんを補充してもらえるようになったりと、環境を少しでも変えてくれました。
また、自分達よりも後の時間の方が少し早めに来て手伝ってもらうなどもしてくれたおかげで、自分は元のシフトに戻すことができるようになり、そのまま一年くらいはバイトを続けることができました。
自分の場合、人手不足が原因で不備が出るようになったことが何よりの原因だと分かっていたので、それを改善してもらうように訴えかけたのが解決につながったな、と思っています。
人手不足でぴりぴりしていた同僚の方は、人手が足りなくてできていない所を自分達で穴埋めしなくてはいけないと、かなり張り切って仕事をして、仕事終わりに人手が足りないと愚痴を言っていました。
しかし、そんな風に穴埋めをするように頑張るよりも、自分達ではできない所はのちの時間に任せたり、人が増えるまで待った方がいいと自分は思っていたので、あまりやりませんでした。
その後は前述の通り、きちんと意見を述べて、改善策を弄して頂けたので、かなり楽にはなりましたし、そうするのが企業として当然のことなんじゃないかな、とも思っています。
実際、仕事を根を詰めてやっていた同僚の子は私よりも早くに、人手が増える前に辞めてしまったので、頑張りすぎるのもどうかとは思います。
だから、もしも人手不足や、自分自身の手ではどうしようもない事で悩んでいるのであれば、それがどうにかできる立場の方にきちんと訴えかけるのは重要なことだと思います。所詮バイトの分際で、と思う社員もいるかもしれませんが、気にすることは無いと思います。
もしかしたら、自分の場合は運と、周りの人達に恵まれていたからかもしれませんが、無用に悩むよりは、きちんと上司に言った方がいいことを伝えてしまった方がいいでしょう。
それでもダメだったら別に辞めても自分自身としては解決するので、それも選択肢の中に入っていることを承知しておくのも重要なことです。
あまり悩みすぎず、適切な行動を取れるように、何が自分自身のためになるかを良く考えて、続けて解決するのか、辞めて解決するのかを選びとることをオススメします。