私が居酒屋のバイトを辞めようと思ったキッカケは、一番の目的でもある“お金が稼げない”からです。学生時代、地元の仙台を離れて東京で一人暮らしをしていた私は、親からの仕送りをもらわずに生活していました。

そうなると、バイトの稼ぎだけで日々の生活をどうにかやり繰りしなければいけません。

しかも、当時の時給は1000円。働き始めこそ、希望通り週5~6日でシフトを入れてもらえましたが、次第に回数は減らされ、週に2~3日しか働けなくなったのです。

しかも、お客さんがほとんど入らない平日などは、予定の時刻よりも早く上がらされ、1日の労働が2時間なんてこともしばしばありました。ただ遊ぶ為のお金を稼ぐわけではなく、生活のためのアルバイトだったということで、辞めて他のバイトを探した方が良いと思うこともありました。

でも、結局は辞めずに大学生活の4年間をこのお店でやり過ごしました。バイトの仲間と離れるのが嫌だった、というのが一番の理由です。お金こそ稼げないバイト先でしたが、そこで出会った仲間たちとは、バイトを辞めた10年後の今でも定期的に集まるほど仲がよかったのです。

バイトを辞めてしまったら、確実にこの仲間たちと一緒に居られる時間も減る、そう考えた私は、お金を取らず仲間を選び、バイトを続けました。

今となっては、あの時辞めて他のバイトをしておけば良かったかも・・・と思うこともありますが、仲間との掛けがえのない時間はプライスレスです。

お金ももちろん大事ですが、バイト先でお金を稼ぎながら、一生の仲間を手に入れられたと思えば、やっぱり辞めないで良かったと思います。

お金のためにどうしても辞めざるを得ない状況であれば別ですが、そうでない場合、それ以外の何か良いところ(そこでバイトをするメリット)を探しだし、ぜひ続けてみてください。

それが私は「仲間との時間」でした。稼げないことを理由にバイトを辞めてしまう解決策としては、辞める以外にもたくさんあります。

例えば、掛け持ちでバイトをする。空いた時間に出来るバイトを探せたら問題ありませんが、それが難しい場合、今やっているバイトをメインにせず、これからやる新しいバイトをメインにして、多少融通の利く今のバイトをサブにすれば問題は解決されるでしょう。

また、空いた時間に在宅でできるバイトもたくさんあります。それを有効に活用して、お金を稼ぎつつ、私のように仲間との時間も大切にするなどしてみてください。