新聞社でゲラと呼ばれる新聞のもとになる紙を配布したり、コピーなどを行うアルバイト(週5日8時間勤務)をしていました。

校了の時間が決まっているので、忙しいときは忙しいし、何もないときは何時間も座っているだけというような、ほとんどが単純作業だったので、新聞社で働くという理想と実際には全く新聞作成に携わることが出来ないという現実とのギャップに悩みました。

仕事自体も時間に追われているため、社員の人が苛立っているのを感じて委縮してしまい、働き始めてすぐに辞めたいとばかり考えるようになりました。

また同時に、自分のキャリアアップや経験に全くならないと悩んでいたこともあり、上京したてだったこともあって、どうして自分がここにいるのだろうという虚無感にも襲われてしまい、仕事中(8時間)は感情の起伏が激しかったため、このままでは自分自身がダメになるような気がしてしまい辞めようと決めました。

実際に、やめようと思い始めたのは初日からですが、3日目くらいには鬱のような状態になってしまい、これを世間では三日坊主と呼ぶのかと思っていました。

1週間ほど経って、辞めたい気持ち以外になく、上司に相談をしました。入ったばかりのアルバイトの分際でとは思いましたが、世間知らずだったこともあり正直に辞めたいと考えていること、これからのことを話しました。

その後すぐに上司は、人事の方に連絡をしてくれて、部署を変えたら他の仕事もあるので、他の仕事に移ることもできると人事の方からお話をいただきました。

人事の方も上司も、入ったばかりの小娘に親身になってくれて、他の部署の話も聞いたのですが、新聞づくりというところに一番近いのは、もしかしたら自分がいる場所なのかもしれないと気づくようになり、そのまま同じ仕事を続けることになりました。

始めたばかりのころには気づかなかったことも、だんだんと気づき、最初は怒鳴られたこともありましたが、うまく立ち回れるようになり、仕事自体は確かに単調ではあったものの、新聞社という情報の最先端で自分の興味のある分野のことを深く知ることが出来て貴重な経験をしていると感じるようになりました。

社員の人も話してみるといい人が多く、色々なことを教えてくださって、仕事内容は好きにはなれませんでしたが、環境には恵まれていたと感じるようになり、すぐに辞めずにすみました。

その後、転職のため1年弱勤務したのち退職をすることになりましたが、人に相談できたということが続けることができたポイントだったと思っています。

仕事内容が増えて知識が深まり興味がわくこともあるでしょうし、私みたいに環境の良さに気づいて、慣れという最大の武器によって考え方が変わることもあります。

しかし、単調な仕事で環境も良くない、または仕事が過酷になる一方だったり、いいと思っていた環境に物足りなさを感じることもあるでしょう。

すぐには、気づかないことがあっても、いつか変わるかもしれないと待つのはあまり良いとは思えません。自分の中でいい点と、悪い点を書きだしてみて、悪い点が改善されるか、我慢できる程度なのか冷静に考えて決断してみてください。

そして、一度下した決断を、結果としてではなく相談として信頼出来る人や上司に話をしてみてください。一人で考えているよりもいい刺激を与えられることと思います。

しかし、そこで、何をいっているんだと一蹴されるような職場であれば、辞めたいと悩んでいる現状も踏まえ決断をするときかもしれません。