バイトを辞めたいと思った時に、上長に申し出ても受理してくれない、ということはよくあります。特に今は採用難ですので、1人辞められるとなかなか補充ができないので、辞めさせてくれません。

そんな時でもなんとか辞めたい、としたら、相手に有無を言わさず納得させるだけの、引き止めることをあきらめるほどの辞める理由を言う必要があります。

よく職場になじめないとか、人間関係でうまくいかないとか、自分にこの仕事は向いていない、などの理由を言う人がいますが、そういう理由は、相手が「職場環境を間然させるから」とか「慣れるまでゆっくりやってくれればいい」などの「応酬トーク」で反対に説得されてしまう可能性があり、よくありません。

相手に有無を言わさず、辞めることを納得させる、引き止めるとこをあきらめさせる、「辞める理由」を言いましょう。それはたとえば、以下のようなものです。

①「学業に専念したいので」「資格を取る勉強をするので」

学生の本分は勉強です。したがって、もしもあなたが学生だとしたら、勉強を一生懸命するためにバイトを辞めたい、と言えば、相手は「勉強よりもバイトが優先」とはほとんど言えません。

あるいは、学生ではなくても「将来本当にやりたい仕事が見つかったので、そのための資格を取る勉強に集中したい」と言えば、これもまた相手に有無を言わせない理由です。

これでも、もしも「損な資格を取るより・勉強をするより、今はたらく方が重要だ」というようなことを言われたら、「それなら店長は(課長は・社長は)私の将来に責任を問ってくれるのですか」と反論すれば、相手は確実に黙るはずです。

ただし、「どんな勉強をするのか」「資格とは何か」という突っ込みもあり得ますので、その時にしっかり答えられる内容を考えておくことは必要です。

②「仕事がほかに決まったので」「インターンが始まるので」

これも上の理由とやや近いですが、ほかの「正社員の」仕事が決まったという理由です。一般的にアルバイトで働くよりも正社員で働く方が、将来性がありますし、生活も安定するので、そのどちらかを選ぶとすれば正社員になるのは常識です。

したがって、これを言えば、バイト先の上司はおそらく何も言い返せないはずです。

しかし場合によっては、「それならうちで正社員になればいい」というような荒業を繰り出してくる可能性もあります。

ですので、そうなった場合にのために、正社員として仕事が決まった会社名を明言できるくらいの事前準備(それも、そのバイト先よりも将来性がありそうな職種や会社名で)は必要です。

③「引越すことになりましたので」

これは物理的にバイトが続けられない、という最大に理由なので、辞める理由としては最強です。

しかし、問題は、なぜ引越しことになったのか、ということをきちんと説明できないと、ばれやすいウソであるのも事実です。

もしも、今親元から通っているのなら、親の転勤に一緒にくっついて引越すことになった。1人暮らしなら、親の体調が悪くなったので、一旦帰郷して面倒を見ることになった。

などの、「第3者が立ち入れない家庭の事情」を理由にできるようにしておきましょう。入念な店長はここで、親に電話をして確認する場合もあるので、事前に親に話して口裏を合わせておくことも重要です。

まとめ

いずれにしても、辞めることを相手に納得させるのにはかなりの事前準備と(それも相手に突っ込まれてもぼろが出ないだけの理由と内容で)、何を言われても決意は固い、ということを示す姿勢が大切です。

辞めることも一つの戦いだと思って、しっかりと準備をし、戦い、そしてここが最も大切ですが「円満に」辞めるようにしましょう。