バイトを辞めようと思ったときに悩むのが、「どんな言い方をすればいいのか」ということですよね。

仕事を辞める場合は、上司や店長、責任者などに直接会って話をするというルールはわかっていても、その言い方がわからないというケースが多いはず。

あなただけではなく、かなり多くの人が言い方がわからないため、話を切り出せないでいると思いますよ。この私も、過去に同じことで悩んだものです。

その経験を踏まえた上で、バイトを辞める際の言い方、伝え方のポイントをお話ししますね。

①退職の意思を最初に明確に伝えましょう

バイトを辞める時の話し方で、ありがちなのが、言い訳から話し始めたり、あいまいな表現で長々と話をしてしまうことです。これでは聞き手は「いったい何が言いたいのかわからない」ということにもなります。

また、はっきり「辞めます」という意思表示をしない話し方をすると、相手に言い含められて、結局辞められなくなってしまうことにもなりかねません。それだけは絶対に避けたいですよね。

そんな事態を避けるためには、最初にはっきり意思表示する必要があります。おすすめの話し方を例示しておきますね。

「お話があるのですが、少しお時間をいただけないでしょうか。(相手がOKした場合)実は、仕事を辞める決意をいたしました。これまでお世話になり、大変心苦しいのですが、○○日を持ちまして退職させてください」

このくらいはっきり、最初に意思表示すれば、相手に明確に伝わりますし、引き止めに会ってもそれを拒否する流れを作れるんですよね。

なお、「お時間をいただけないでしょうか」と切り出して、相手が忙しく「後にしてくれる?」と言われた場合は、相手の手がすいたタイミングを見計らって、再訪しましょう。

また、「バイト」ではなく「仕事を辞める」という言い方をするのもポイント。バイトというのは雇用形態の日常的な言い方にすぎません。辞めるのは、あくまでも「仕事」なわけですよね。

②「学業や就活に専念」という言い方をするのが無難です

さて、そのように話を切りだせば、ほぼ100%、「理由は?」と聞かれるでしょう。その際「仕事がきつい」とか「職場になじめない」といった正直な理由を話しても、なかなか受け入れてもらいにくいもの。

「もう少し続けてみたら?」という引き止めにあいやすいんですよね。

まして、職場や会社の悪口を口にするのは、先方の感情を悪化させてしまうだけですから、あなたにとって、決してプラスにはなりません。

そこで学生の場合なら、「学業に専念したいので」とか「資格試験の勉強をしたいので」、「就活に本腰を入れたいので」といった話し方をするのが無難でしょう。

こうした理由はあなたの人生そのものに直接かかわってくる重大事なのですから、たとえ上司から引き止められても、強く押し通すことができるはずですよ。

③「家庭の事情」という理由を説明しましょう

学生以外は、前項の言い方はできませんよね。その場合は「家庭の事情」という話にするのがおすすめです。例示しておきますね。

実は実家で両親と同居している祖父が要介護の状態になりました。父は仕事をしていますので、今は母一人でめんどうをみているのですが、心身ともに限界にきているようなのです。母が倒れてしまうと大変なので、自分が実家に戻って、介護を手伝うことになったのです

実家は自営の小売業をやってるんですが、父が入院してしまい、商売がたちゆかなくなりそうなのです。それで、私が戻って、店の仕事を手伝わざるを得なくなりました

このような言い方をすれば、相手も納得し、了承してくれやすくなるはずですよ。

例をご覧になってお分かりだと思いますが、理由を説明する場合も、はっきり明確に言い切ることがポイントになります。少しでもあいまいな言い方をしてしまうと、相手からの引き止めにあいやすくなるんですよね。

「これはかなり強い意志をもっているな。引き止めても無理だろう」と相手に思わせることが、バイトを辞める際の言い方のポイントなんです。

そこに注意して、事前に話す内容と言い方を紙に書いて、練習するといいと思いますよ。